どうせ大韓航空のマイルが失効する前に使わないといけないし、
今年の誕生日は家ではなく別の場所で過ごしたかった。
だから、かごしま行きの航空券を予約した。
目的地は、かごしま。
今の私にとっていちばんホットな旅先だ。
新鮮な海の幸が多いし、牛も豚も鶏も全部おいしい。
とくに、かごしま黒豚の香ばしいコクはほんとうに魅力的。
それに、有名な観光地はひととおり回っているのも私にはメリット。
つまり今回は、ゆっくり休みながら、
おいしいものだけを食べ歩けばいい場所なのだ。


マイルを使うなら大韓航空で予約するしかない。
大韓航空は、かごしま空港に1日1便だけ就航していて、
その時間が午前8時45分。
便数の多い福岡まで飛んで、そこから新幹線でかごしまへ行くのも手だけど、
わざわざ新幹線代を足したくなかったし、
今回はかごしま空港を実際に使ってみたかった。
そしてこの選択が、今回の旅を大きく左右することを、
のちに知ることになる。


出発の数日前、空港からメッセージが来た。
APECの影響で保安検査が強化され、手続きに時間がかかるかもしれないという。
いつもは出発の2時間前に着けば十分だけど、
今回はもう少し早めに行くことにした。
出発 8:45。
搭乗 8:15。
空港までの所要は約1時間半。
あれ? これ、空港バスの始発に乗らないとダメじゃん?



始発が朝4時だから、
用意するには朝3時に起きないといけない。
でも私のふだんの就寝時間は……朝3時を過ぎている。
早く起きるために夕食後すぐ布団に入ったけれど、
ちゃんとは眠れず、
結局ベッドでごろごろしたまま、3時にそのまま起きた。
始発で空港へ。
その時間でも空港はけっこう混んでいた。
でも、手荷物預けも、保安検査も、出国審査も、ほとんど待たなかった。


結局、搭乗口の219番ゲートに
出発の2時間前に着いてしまった。
私は思った——こんなに早朝から、何をそんなに急いだんだろう。
まあ、遅れて慌てるより、早く来てのんびり待つほうがいい。
それに実は、最近寝坊して飛行機を逃したことが、ほんとうにある。
というわけで目を閉じて、
楽な姿勢で、2時間そのまま待った。


今回の出国でいつもと違ったのは、
バッテリーを頭上の棚に置けなかったこと。
最近、機内でモバイルバッテリーの発火事故があったらしく、
規定が変わったみたいだ。
搭乗口前で待っていると、地上スタッフが回ってきて
「このカバンにはバッテリーがありません」というタグを付けていく。
そしてモバイルバッテリーは透明のジッパーバッグに入れて、
前の座席下に保管するよう指示された。


仁川空港からかごしま空港までは、だいたい1時間半。
今回はひさしぶりの窓側で、
窓の外の雲を見るのも久しぶりだ。
遠くに桜島が見える気がするな、と思いながら、
ついに、かごしま空港へ降り立った。
さあ、旅を始めよう。


韓国のおじさん、zzoosでした。

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