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コングクスの代わりにスンドゥブチゲ

#4 ユダルコンムル プッカン直営店


モクポで行ってみたい食堂はいくつかありましたが、
その中の一つは、やはりあの有名なユダルコンムルでした。

これまでモクポには何度も訪れているのに、
不思議と一度も行けなかったお店です。
だから今回は必ず行こうと思っていたのですが、
残念ながら冬の期間は、店自体がお休みでした。

来年の3月になってから営業を再開すると聞き、
今回も行けないのかと、少し残念に思っていました。

ところが、プッカンの前に
ユダルコンムルのプッカン直営店がありました。
プッカンを見に行ったついでに
昼ごはんを食べるのに、ちょうどいい場所でした。

店内には、
本店とプッカン店は家族関係である、という案内も
きちんと貼ってありました。
名前だけが似ているお店ではない、ということですね。

席に座ってから、しばらく悩みました。

寒い冬にコングクスを食べてもいいだろうか。
豆腐も同じ豆から作っているはずだし、
スンドゥブチゲのほうがいいのではないか。

いや、いや。
ユダルコンムルが有名な理由はコングクス。
いつまた来られるかわからないのに、
今回はコングクスを食べるべきではないか。

でも、コングクスはきっととても冷たい。
寒くて震えてしまったらどうしよう。

そのとき、
隣に一人で座っていたおじさんが
注文した料理が運ばれてきました。
スンドゥブチゲでした。

名前はスンドゥブですが、
見た目はほとんどオカラに近い感じです。
市販でよく見かける、
なめらかなスンドゥブではありませんでした。

そうだ、今は冬です。
どうせ良い豆をきちんと扱うお店なのだから、
スンドゥブもきっとおいしいはずです。
コングクスは、また夏に来て食べてみよう。

そうして、スンドゥブチゲを注文しました。
種類は多くありませんが、
味のしっかりした全羅道のおかずと、
スンドゥブチゲ、
そして圧力鍋で炊いた
あつあつのごはんが出てきました。

ごはんもおいしく、
おかずも当然満足できるものでした。
いわゆる全羅道のキムチも
とても印象的でした。

そして、何よりも、
スンドゥブです。

さすが豆を専門に扱うお店だと感じました。
ふんわりしながらも、
オカラのような食感が残った、
本当によくできたスンドゥブでした。

チゲの味付けで、
豆腐本来の香ばしさは少し控えめになりますが、
辛すぎることはなく、
食べ終わると体が楽になるような味でした。

間違いなくおいしく、
胃にもやさしく食べられましたが、
それでもコングクスを食べなかったことは
少し心残りです。

やはり看板メニューを
食べられなかったことへの未練でしょう。
麺類が好きな人間なのに、
麺を食べずに帰るなんて、と思ってしまいます。

少し暖かくなったら、
またモクポに来たいと思います。
ユダルコンムルのコングクスも食べたいですし、
夏が旬のビョンオジョリムも食べたい。
旧市街にあるスシ屋にも、
一度行ってみたいですね。

モクポは、やはり、
おいしい街です。

韓国のおじさん、zzoosでした。


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zzoos

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