旅の最終日は、いつも少しだけ勤勉さが求められます。
普段は一日のスタートがかなり遅いので、
チェックアウトの時間までにホテルを出るのは、
正直、なかなか大変です。
今日の朝も、勤勉を発揮しました。
荷物をまとめて、バスに乗り、
モクポ駅の近くまで出ました。
駅の周辺で昼ごはんを食べました。
列車は午後2時です。
少し時間はありましたが、
特にやることもなく、
そのままモクポ駅の待合室で
時間を過ごすことにしました。

待合室で時間を過ごしていると……
あれ?
モクポからソウル駅へ行く列車だけでなく、
スソ駅へ向かう列車があります。
ああ、そういうことでした。
国内で列車の旅をするのが、
あまりにも久しぶりだったのです。
家の近くにスソ駅があるのに、
わざわざソウル駅まで出て
列車に乗っていたわけですね。
ソウル駅発のKTXホナム線だけでなく、
スソ発のSRTホナム線もあったのです。
なぜか、
SRTにはホナム線がないと
思い込んでいました。
以前に乗ったことがあるにもかかわらず。
慌ててソウル駅行きのKTXの切符をキャンセルし、
スソ行きのSRTを取り直しました。
はは。
それなりに旅をしてきたつもりで、
こうしてブログまで書いて
経験や情報を共有しているのに、
当然知っていると思っていたことでも、
間違っていることがある。
そんな当たり前の理屈を、
改めて学ぶことになりました。

もともとの計画は、
モクポ2泊、グンサン2泊の旅でした。
モクポでは、
普段から好きな
ソンギョン・ジュンチフェチプとデミョングァン、
そしてこれまで行けていなかった
ジャンター食堂に、
必ず行こうと思っていました。
グンサンでは、
ワンジュオクに
もう一度行きたかったのです。
また、モクポとグンサンは、
日本の植民地支配期の建物が残る
街の風景という共通点もあり、
写真や話にも
統一感を持たせられそうだと思っていました。
ところが、旅の途中で
体力の問題が出てきました。
理由はよく分かりませんが、
数日間、夜にまったく眠れず、
結局、体力を完全に消耗してしまったのです。
しかも、
モクポからグンサンへの移動は、
列車一本では行けない、
思った以上に不便な区間でした。
それならいっそ、
モクポでこれまで行けなかった店を
もっと回ろう。
そう目標を修正しました。
そのおかげで、
ケーブルカーに乗る余裕もでき、
寿司を食べたり、トッカルビを食べたり、
新しいバーを探してみたりもできました。
旧市街を、
よりゆっくり歩けたのも
もちろんです。
結果的に、
モクポでゆったりと4泊したことが、
今回の旅を
より充実したものにしてくれたと思います。

旅というものは、そういうものです。
まるで生き物のようです。
特に、私のように
計画をかなり大ざっぱに立てる人間にとっては、
なおさらです。
どれだけ丁寧に調べて計画を立てても、
現地に着けば、
さまざまな理由で計画は崩れ、
気持ちもそれに合わせて変わっていきます。
だから私は、
最初から隙の多い計画を立てます。
もともと即興的に動くのが好きですし、
最近は、スマートフォンさえあれば
必要な情報はすぐに手に入ります。
その場その場で対応して
動きやすいのです。
今回も、
モクポの2泊だけは事前に予約しましたが、
グンサンの2泊は
まったく予約せずに出発しました。
モクポで気が変わるかもしれないと、
すでに予想していたのです。
そうして、
大ざっぱに計画したモクポの旅は終わりました。
本当に久しぶりの国内旅行でした。
レンタカーを使わず、
歩いて回る旅も久しぶりでした。
次の旅は、
また日本のどこかになると思います。
これからは、
もう少し本格的に
旅をしてみようと思っています。
次の行き先はまだ分かりませんが、
そのうちまた、
今と同じように、
あまり面白くもなく、
それほど役に立つわけでもない
旅の記録を持って
戻ってくることになるでしょう。
韓国のおじさん、zzoosでした。

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