[ ]

小さな港町さんぽ

#5 呼子の風景


呼子の朝市をぶらぶら見て、地ビールを一杯飲みました。次の予定は、七ツ釜をまわる遊覧船に乗ることでした。グーグルマップで見つけた場所ですが、写真を見ると景色がとてもきれいそうだったんです。

遊覧船はマリンパル呼子から出ています。バスターミナルのすぐ前で、朝市からも遠くありません。そもそも呼子は大きな町ではないので、中心部にだいたい集まっています。

ここで乗れる遊覧船は2種類あります。船のガラス越しに海の中を見るジーラ号と、七ツ釜をまわるイカ丸です。くわしい説明や時刻表は公式ホームページで確認できます。

正直に言うと、海の中を見ることにはあまり興味がありませんでした。七ツ釜を見てみたかったんです。でも……写真、見えますか?イカ丸は「欠航」でした。

きのうの夜、ずっと雨が降っていましたよね。まだ風も少し強かったです。海もまだ波が高かったのかもしれません。近くまでしか行かないジーラ号は運航していましたが、イカ丸は欠航。残念です。

まあ、しかたないですね。欠航になった船が急に動き出すわけでもありません。ならば、別の案を考えるしかありません。

その代わりに選んだのは、呼子の町を歩くことでした。朝市だけでなく、もう少し広い範囲を見てみることにしました。グーグルマップを見ると、神社もあるようでした。

朝市を通りすぎて、呼子の奥のほうへ歩いていきます。

歩いていると神社を一つ見つけました。かなり階段をのぼる場所でした。グーグルマップによると、ここは呼子天満宮です。

神社の名前が「天満宮」の場合、天神をまつっています。天神は平安時代の学者、菅原道真を神さまとしてまつった存在です。そのため、天満宮は学問や試験の神社として知られています。太宰府市にある太宰府天満宮には道真の墓があり、天満宮の総本宮のような存在だそうです。福岡旅行のとき、多くの人が訪れる場所ですね。

このように、まつっている神さまによって名前が決まる神社がいくつかあります。八幡宮は武神であり国家守護の神、八幡をまつる神社です。農業・商業・財の神である稲荷をまつる神社は稲荷神社と呼ばれます。神宮は皇室の祖先神をまつる神社です。

これらをまとめて「神社」と呼ぶわけです。

呼子天満宮は、小さな本殿とその横の事務所だけの、とても小さな神社でした。鳥居と本殿のあいだには小さな庭があり、そこに大きな梅の木が立っていました。天神が梅を好んだと言われているため、天満宮には梅の木が植えられることが多いそうです。

まだ2月中旬ですが、ソウルより南にある九州では、もう春を告げる梅が咲いていました。

朝市から少し離れた路地だったからか、人の姿はありませんでした。そのおかげで、ゆっくりと静かに、港町の雰囲気を感じながら歩くことができました。

呼子の路地は、古い建物ときれいな新しい建物が混ざっていました。驚くほど道がきれいで、少し不思議に思いました。港町特有の生臭さやごみは見かけませんでした。漁業で有名ですが、観光地としても知られている町だからかもしれません。

もう少し歩くと、また別の神社に出会いました。ここも階段をのぼります。名前は五神社です。

名前を見ると、おそらく五柱の神さまをまつっているのでしょう。港町なので、海や漁業、農業、災い除けの神さまかもしれません。まあ、ただの想像です。

鳥居の前には石灯籠や狛犬が並び、神さまをまつる建物は二つほどありました。全体的に、先ほどの呼子天満宮と同じくらいの小さな神社でした。むしろ事務所のほうが大きく見えましたが……あれが本殿なのでしょうか。

そろそろバスターミナルへ戻らなければなりません。次の場所へ移動します。バスの時刻表はあらかじめ確認しておきました。1時間に1本くらいなので、乗り遅れるとかなり時間を無駄にしてしまいます。

次の目的地は、今回の旅の始まりとも言える波戸岬です。呼子からバスで約20分。つづきは次のポストで書きます。

韓国のおじさん、zzoosでした。


This post is part of

zzoos

live in seoul, love in drink, snap in breeze


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です