久しぶりの旅行だったせいでしょうか。
初日の夜、つい飲みすぎてしまいました。
そのおかげで(というかせいで?)
二日目はまる一日ゆっくり休む日になりました。
温泉に入って、ベッドに横になりながら過ごしました。
お昼も抜いて、ビタミンドリンクとイオン飲料だけで耐えました。
本当に体調がよくなかったんです。

それでも夜は何か食べなきゃと思い、
ロビーのコンシェルジュに降りて、
すぐ入れるレストランがあるか聞いてみました。
城山ホテルにはたくさんのレストランがあります。
その中で気になったのは「水簾」。
黒毛和牛すき焼きか、黒豚しゃぶしゃぶを食べたい気分でした。
タベログで一番評価が高いのは
フレンチの「ル・シエル」や鉄板焼「楠」でしたが、
どちらも高級すぎて今回はちょっと…。
その点「水簾」は郷土料理を扱っていて、
価格も手が届く範囲。雰囲気も落ち着いていました。

運よくすぐ入れるとのことで、1階へ。
席に着いて、すき焼きかしゃぶしゃぶかでしばらく迷いました。
鹿児島は関西風のすき焼きが多いと聞いています。
甘いお肉を味わうならすき焼き。
でも、黒豚を薄く切って出汁でしゃぶしゃぶした
あの香ばしい脂の味も捨てがたい。
結局、しゃぶしゃぶに決定しました。
鹿児島といえば和牛も有名ですが、
やっぱり黒豚でしょう。
温かい出汁で豚肉をゆっくり煮て食べたら、
少しは元気が出る気がしました。
コースはいくつか種類があって、
一番高いのは霧島産の黒豚を使ったもの。
せっかくなので、それを注文しました。

飲み物はシャンパンを一杯。
クオリティの高い味でしたが、
この一杯さえ飲み切れませんでした。
本当に体がきつかったんです。

最初の前菜は三品。
鯛やカンパチなどの魚を揚げて甘酢に漬けた「魚南蛮」、
豆乳の香りがしっかりした「豆乳豆腐」、
そして私の大好きな海藻「もずく」。
どれも美味しくて、食欲が少し戻りました。

次はお刺身三種。
本マグロ、真鯛、そしてアオリイカ。
どれも新鮮で、
やっぱり鹿児島は海の幸が豊富だと感じました。

さつま揚げも出てきました。
ひとつはにんじん入り、もうひとつはれんこん入り。
ちなみに、さつま揚げは
魚のすり身を揚げたもので、鹿児島が発祥。
「さつま」は鹿児島の昔の名前です。


いよいよメインのしゃぶしゃぶです。
出汁の鍋を温めて、まず野菜を入れます。
野菜がしんなりしてきた頃、
霧島産の黒豚を一枚つまんで、
出汁にくぐらせて口に入れると——
鹿児島黒豚、つまりバークシャー種特有の
あの香ばしい脂がじわっと広がります。


お肉はロース、肩ロース、バラの三種類。
ロースの歯ごたえも良く、肩ロースのバランスも絶妙。
でも一番脂の旨みを感じるのはバラかな。
いや、やっぱり肩ロースも…。
どれが一番なんて決められません。
全部、美味しい。
だから私は鹿児島に来るたびに
黒豚しゃぶしゃぶを食べるんです。

少しピンク色の時に食べる方が美味しいかもしれませんが、
私はしっかり火を通して食べる派です。
脂がとろけて、より香ばしさが増すと思うし、
良いお肉ほど、ちゃんと火を通したときに
その本当の味が出る気がします。

気づけば食事も終わり、デザートの時間。
あずきで作られた何かが出てきました。
アイスクリームと言うべきか、プリンと言うべきか。
食感はプリンっぽいけど、味はアイスクリーム。
どちらにしても、美味しいデザートでした。
たくさん食べたから、
これで一気に回復したらドラマチックだったんですけどね。
残念ながら、まだ体は重くて、
部屋に戻ってベッドに倒れ込みました。
暖房を少し上げて、汗をかきながら眠りにつきました。
韓国のおじさん、zzoosでした。

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