じつは、ぼくが日本へ旅行に行く大きな理由のひとつは、
いろいろなお酒を、もっと安く飲めるからなんです。
ウイスキー、ワイン、日本酒、焼酎など、
韓国の伝統酒以外なら、日本で飲むほうがずっと安くて種類も多いです。
とくにぼくのように、ひとりで飲むことが多い人にとって、
日本は天国みたいなところ。
ワインや日本酒を「グラスで」出してくれる店が多いから、
いろいろ試せるんです。

だから日本に行くと、昼よりも夜のほうが活動的になります。
そして飲み活動の最後には、
かならずラーメンを食べます。
日本には韓国のような「二日酔いを治す文化」はあまりないので、
寝る前にラーメンで軽く「予防の解消」をしておく感じです。

ラーメンを食べるとき、ぼくはいつも「博多ラーメン」を探します。
日本には地域ごとに本当にいろいろなラーメンがありますが、
その中で博多ラーメンは、
とんこつラーメンの原型であり、全国的なラーメンブームのはじまりとも言われています。
博多ラーメンの特徴は、白くてこってりした豚骨スープ、
すぐにゆであがる細い麺、
そして麺のかたさを選べること。
全国のとんこつラーメンは、
この博多ラーメンから生まれたと言ってもいいと思います。
ぼくが博多ラーメンを好きなのは、
その「濃いスープ」と「細い麺」。
日本のどの町を旅しても、
最後にはその町の博多系ラーメン屋を探してしまいます。

これまで鹿児島に来たときは、
全国チェーンの「暖暮」でラーメンを食べていました。
少し物足りなかったけれど、
福岡じゃない街でこのレベルなら満足でした。
でも今回は、新しい店を紹介してもらいました。
天文館公園のとなりにある
「博多喜喜」というお店です。
名前に「博多」が入っているだけで、
なんとなく信頼できそうでしょう?
しかも鹿児島の天文館が本店で、
福岡の博多にも支店があるそうです。

メニューを見ると、白、黒、赤の三種類。
たぶん白が基本、黒が人気のアレンジ、赤は辛口だと思いました。
ぼくは白に煮卵を入れた「白・煮卵入り」を注文。
もちろん麺は「硬め」で。

見た目からすでに期待感。
そしてその通りでした。
麺は細く、しっかりカタ。
中心の歯ごたえが残っていて、
スパゲッティで言えばアルデンテ。
スープはすっきりしているけれど、
深いとんこつの旨みがあります。
ぼくの好みとしては、もっと濃くてニオイが強いタイプも好きですが、
このすっきりしたバランスは夜に食べるにはちょうどいい感じです。

本当においしかったです。
だから今回の旅行では二回も行きました。
いや、正しく言えば「二回しか」行けませんでした。
今回の旅行では、いつものように
夜遅くまで飲んだ日が二日しかなかったんです。

鹿児島で夜遅く、
ラーメンで軽く〆たいならここがおすすめ。
朝の4時まで営業しているので、
ホテルに帰る前にとんこつラーメンで
じゅうぶんに癒やされるはずです。

韓国のおじさん、zzoosでした。

