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鹿児島最愛のとんかつはやっぱりここ

#21 寿庵


私はふだん、
そこまでとんかつを食べるタイプではありません。

でも鹿児島に来たからには、
しっかり味わってみたくなりました。

数日前に食べた「六白亭」のとんかつ
刺激が強くて、とてもインパクトがありました。
あの時は「若い人のためのとんかつ」と思ったほどです。

だから今日は、
やさしくておいしいとんかつを食べに来ました。
ここは二度目の訪問です。
前回とても気に入ったお店で、
どんなスタイルかもよく分かっています。

今日紹介するのは「寿庵」です。

寿庵は鹿児島に3店舗あります。
本店と東開店は中心部から少し離れているので、
今回はアクセスの良い
「中央駅西口店」に来ました。

この店も鹿児島らしく、
黒豚を使った料理がたくさんあります。

代表的なのは、しゃぶしゃぶととんかつ。
私はこの店のとんかつがとても好きです。

ちょうどお昼の時間に着いたので
少し並びましたが、
平日だったので列は長くありませんでした。

ロビーの機械で「1名」と入力し、
番号札を受け取って10分ほど待つと案内されました。

前回はテーブル席でしたが、
今回はなんと個室でした。
ひとりで個室にいると、
あれ?と思うくらい心が落ち着きます。

ゆっくり、のんびり食事ができました。

まずは生ビールを注文。
平日の昼間に飲むビールって、
旅人だけが味わえる贅沢ですよね。

旅行と飲酒で体が少し疲れていても、
そんなことは関係ありません。
これは飲むべき一杯でした。

テーブルにはあらかじめ
2種類のとんかつソースと
2種類のドレッシングが置かれています。

ソースは辛口と甘口。
どちらも味の大きな違いはなく、
気分で使えます。

ドレッシングは「だいだい」と「和風」。
柑橘のだいだいを使ったソースがとても良くて、
お土産に買いたいと思うほど好きでした。

メニューを見て、
今日は「よくばりかつ」にしました。
エビフライ、ロースかつ、ヒレかつが
全部味わえるセットです。

ロースが一番好きですが、
今日はどうしてもエビフライも食べたくて。
そしてヒレも少し食べたい気分でした。

とんかつを注文すると、
すりごまとキャベツサラダが出てきます。

日本でも昔からある、
あの“自分ですりごまを作るスタイル”ですね。

私は正直そこまで好きではありませんが、
出てきた以上、ちゃんとすりました。

よくばりかつが到着。

見た目は本当にふつうのとんかつです。
でも食べると印象が変わります。

とてもやさしい。
食べていて、すごく楽なんです。

数日前に“若い人向けのとんかつ”を食べていたので、
今日はその違いがよりハッキリ感じられました。

衣は重すぎず、
ロースの脂も強すぎない。

肉の質が良くて、
脂のうまみもしっかりあるのに
体が重くならないとんかつです。

まずはヒレから。
やわらかくて、きれいな味。

でも、鹿児島黒豚の魅力は
やっぱり脂のコクです。

結局ロースが一番おいしい。

次はロースをもっと食べたいと思いました。

でもエビフライの濃いうまみも驚きで、
あぁ、だから“よくばり”を頼むのか、と納得。

今日寿庵のとんかつを食べながら確信しました。

あぁ、鹿児島で一番好きなとんかつはここだな、と。

食べログの点数は
有名店ほど高くはない3.48あたりですが、
この“ふつうに見えるやさしさ”こそ
私が求めていた味でした。

お客さんには年配の女性が多いので、
私が言う“やさしい味”の意味を
きっと皆分かっているのだと思います。

もちろん次に鹿児島へ来た時は
別のお店も試してみます。

でも旅の最後には、
また寿庵に戻って、
私の好きな“基本の味”を確かめたくなるでしょう。

韓国のおじさん、zzoosでした。


zzoos

live in seoul, love in drink, snap in breeze


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