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小さな港町の朝市

#4 呼子朝市


昨夜はかなり雨が降っていましたが、明け方から少しずつ晴れてきました。おかげで旅館の近くを少し散歩することができました。

天気予報では今日も一日中雨の予定でした。だから、予定をすべてあきらめて唐津のホテルにチェックインしようかと考えていたんです。

でも、ありがたいことに雨がやんで、計画どおり動けるようになりました。本当に今回の旅行でいちばんラッキーな瞬間でした。

朝ごはんを食べて、旅館をチェックアウトしました。

まず今日の最初の予定は、呼子朝市を見に行くことです。旅館から歩くと、重いスーツケースを引きながら30分かかります。昨日のような大変な道を歩きたくなかったので、あらかじめバスの時刻表を確認しました。旅館の前のバス停で、乗合タクシーを待ちます。

乗合タクシーは、交通量が少ない区間を走る特別なバスのようなものだそうです。名前はタクシーですが、路線と時刻表が決まっているそうです。

乗合タクシーに乗るのは初めてだったので、どんな車が来るのか気になっていました。もし気づかずに通り過ぎたらどうしよう、と少し心配もしていました。でも、見た瞬間に「あ、これだ」と思えるワゴン車が一台やってきました。

料金は現金のみでした。200円です。乗客は私ひとり。昨日は雨にぬれながらスーツケースを引いて30分歩きましたが、今日はこんなに楽に移動できました。

乗合タクシーを降りた場所は、呼子停留所です。呼子バスターミナルと言ってもいいような場所です。呼子に入ってくるすべてのバスが停まり、コインロッカーや待合室、チケット売り場のある建物があります。

コインロッカーに荷物を預けて、本格的な呼子観光に出発しました。昨日は雨が降っていて、旅館にチェックインするために歩いたのが全部でした。だから、実は旅館しか見ていなくて、呼子の町はまったく見ていませんでした。今日はちゃんと呼子を歩く日です。

呼子で有名なのは、呼子イカと呼子朝市です。昨日は呼子イカを食べたので、今日は朝市を見に来ました。

バスターミナルから少し歩くと、すぐに呼子朝市に着きます。営業時間は午前7時30分から12時までです。午後は見ることができません。だから、ここを今日の最初の予定にしました。

冬のオフシーズンで、しかも平日だったので、人は少ないと思っていました。でも、思ったより人が多かったです。けっこうにぎやかな朝市の雰囲気でした。なぜだろうと思ったら、今日は日本の建国記念の日で祝日でした。初代の神武天皇の即位の日だそうです。韓国でいう開天節のような祝日かもしれません。

朝市は本当に、文字どおり「市場」でした。

大都市の市場とはちがって、どこか田舎の縁日のような感じです。

屋台もあり、おばあさんたちが海鮮や魚を直接並べて売っていました。いちばん目につくのは、やはりイカとサザエ。サザエのつぼ焼き、つまり殻ごと火で焼くサザエを一つ食べようかと思いましたが、今日は別の場所で食べる予定だったので、がまんしました。

市場はそれほど大きくありません。ゆっくり歩いても、10〜15分あれば十分です。

何度か行ったり来たりしながら写真を撮っていたら、地ビールのお店があったので、少し休んでいくことにしました。

日本の各地でつくられるローカルビールは、地ビールと呼ばれています。ここは呼子の地ビールをつくっているWhale Brewingというお店です。軽いおつまみもありましたが、ペールエールを一杯だけ注文しました。

店の前のテーブルに立って、ビールを飲みながら市場を行き来する人たちを眺めました。

このあと、遊覧船に乗って七ツ釜を見に行く予定でした。でも……その計画は思いどおりにはいきませんでした。その話は、次の投稿でつづけます。

韓国のおじさん、zzoosでした。


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zzoos

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