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街の風景:オフシーズンの静かなツルのまち

#7 出水


:: ツルのまち、出水

今回の旅行を計画するまえから、出水というまちのことは知っていました。鹿児島と黒豚と焼酎がすきなので、鹿児島県のほかのまちにも旅行するような場所があるのか、しらべてみたことがあるんですよね。

出水は鹿児島県のいちばん北のはし、熊本との境にあるまちです。

出水が有名な理由は、冬をこすためにあつまってくるツルたちなんです。世界のナベヅルの80%をこえる個体が、ここ出水で冬をすごすそうです。

これだけおおくの個体がひとつの場所にあつまったとき、鳥インフルエンザなどがひろがるとすごく危険なので、越冬地の分散プロジェクトをすすめているほどだといいます。

それで出水には、このツルたちを見るために観光客があつまるそうです。だから出水のハイシーズンは冬なんですよね。

わたしはその正反対の真夏に、ここをたずねたわけです。

真夏の出水には、ツルが飛びたつという意味の名前をもつ祭りがあります。いずみ鶴翔祭がそれです。2026年は7月25日と26日の二日間、お祭りだったそうです。

でも、わたしが出水をおとずれたのは祭りのすぐ直前だったので、夏祭りとその人出は見ることができませんでした。

ツルがやってくる冬でもなく、夏祭りはまだはじまるまえの出水。

文字どおりオフシーズンです。だからなのか、ひっそりとしてきれいな場所でした。こういう雰囲気こそ、小さなまちを旅する醍醐味じゃないかと思います。でも別の面から見れば、すこし退屈な旅でもあるんですよね。通りで人を見かけるのがかんたんではなかったので。

晴れた青い夏の空をもつ出水の昼、そして繁華街という名前に似あわないほどしずかな出水の夜の通り。その風景のなかで、路地から路地へと歩きまわって撮った場面をお見せしたかったんです。

韓国のおじさん、zzoosでした。


zzoos

live in seoul, love in drink, snap in breeze