鹿児島のゆいいつ(?)の繁華街は、天文館です。
むかしは九州ぜんたいでもトップクラスの歓楽街だった、という話をきいたことがあります。
北九州では福岡の中洲、南九州では鹿児島の天文館がいちばん有名だった、とか。
まあ、そんな話です。
いまはその名声をうしなったといわれています。
でも、いまでも鹿児島で食事をしたり、買いものをしたり、夜にお酒をのんだりするなら、天文館にいけばいいんです。
鹿児島の旅行がかんたんな理由は、それです。
あちこちなやむひつようがありません。
天文館にぜんぶあるんですよね。



でも、旅行の日程がながくなったり、鹿児島に何度もきていたり、なにかの理由で天文館いがいのところで食事やお酒をたのしみたいなら、いくつか候補があります。
まずは、鹿児島中央駅のまえと、そのちかくのエリアです。
どの街でも、駅まえには食堂や飲み屋があつまっているものですから。
もうひとつの候補は、鹿児島大学のまえ、電車の停留場 騎射場のあたりです。
観光客がおおい中央駅や天文館とはちがって、こちらはまったく地元の人たちの街だそうです。
グーグルマップをみても、居酒屋や食堂がたくさんあります。
わたしもまだ、ちゃんとみてまわったことがないところです。
つぎの鹿児島旅行では、このあたりを探検してみるつもりです。



:: 名山町、または名山堀
そして、さいごに。きょう紹介したいエリアがあります。
鹿児島市役所のまえ、みなと大通り公園のうらにある、ちょっとかわったふんいきの街です。
住所は名山町です。
名山堀とよばれることもあるところです。
「堀」ということばは、むかしのお城の堀や水路のことだそうです。
だから、このあたりにも水がながれていたんでしょうね。
ふるい建物のあいだのせまい路地をとおる感じと、その風景がユニークなところです。
大きなチェーン店よりも、個性たっぷりのちいさなお店があつまっています。




ここをはじめて知ったのは、鹿児島の観光協会のホームページでした。
わたしは旅行のまえに、その街のホームページをじっくりみるタイプなんです。
写真でみた名山堀は、とても魅力的でした。
まるで昭和のなごりがたくさんのこっているような、ふんいきなんです。
じっさいにいってみても、そうでした。
路地のあちこちに、昭和の風情がたっぷりのこっています。
お店がちいさくて、人どおりもすくないので、ごちゃごちゃもしていません。
とても魅力的な路地です。





:: あまり大きな期待はしないでください。
でも、ひとつ。
さきにいっておきたいことがあります。
あまり大きな期待はしないでください、ということ。
京都の先斗町や金沢のひがし茶屋街のようなところを期待してはいけません。
そこまで大きなエリアでもないし、そこまでむかしのすがたをのこしているところでもありません。
新宿のゴールデン街のようにせまい路地ではあるけど、そこまでお店がおおいわけでもないし、そんなにひろいエリアでもないんです。
とてもちいさなエリアです。
すみずみまでまわっても、20分もかからないとおもいます。
とてもちいさなエリアに、それほどおおくないお店が営業しているだけです。
正直、実物より写真のほうがいい路地、といえるかもしれません。




でも、そのせまいエリアをゆっくりあるいていると、なんどもシャッターをおしたくなるところです。
むしろ、にぎやかすぎないからじゃないでしょうか?
そして、もうすこしひろく歩いてみると、地元の人たちのくらしの風景もいっしょに感じられます。
わたしがみたかったのは昭和の風景だったのか、地元の人たちのくらしの風景だったのか、わからなくなってきます。
こんなところで気にいったお店をみつけて、気にいった風景を発見すること。
それもまた、旅のおもしろさじゃないでしょうか?
だからわたしは、ときどき、ここにいきます。
このちいさな路地のあいだで、すてきな風景を写真にのこせるかもしれませんから。
韓国のおじさん、zzoosでした。
