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街と海を見下ろす、山の上の美術館

#25 長島美術館


:: タクシーに乗るのがおすすめです

鹿児島には何度も来ていますが、一度もいけなかったところがあります。一度はわざわざ近くの電停まで来たのに、タクシーがぜんぜんつかまらなくて、けっきょくあきらめたこともありました。

それが長島美術館です。

この美術館は山の上にあるので、歩いていくのはちょっとむずかしいです。いちばん近い電停は中洲通電停ですが、けっこう坂のある道を30分も歩かないといけないので、歩いていくのはむずかしいんです。

じゃあ、中洲通電停からタクシーに乗っていけばいい? それもちょっとむずかしいです。なぜなら、そのあたりにはタクシーがいないんですよね。

だからタクシーを呼ばないといけないんですが、鹿児島はまだGO!のような全国規模のタクシー配車アプリのサービスエリアではありません。鹿児島だけのタクシー配車アプリはあるんですが、日本の電話番号が必要なので、旅行者は会員登録ができないんです。

けっきょく、この美術館にいく方法は、さいしょから鹿児島中央駅でタクシーに乗ることです。鹿児島中央駅の前は、タクシーがとてもかんたんにつかまるところですよね。

そして美術館までの料金は、だいたい1,300円くらいです。

:: 鹿児島の街と海が見える美術館

真夏の暑い太陽の下、30分も歩いてのぼってきたら、たいへんなことになっていたかもしれません。

タクシーなら、美術館の正門の前でおりることができます。

正門から美術館の建物まで歩きながら、野外にある彫刻作品をいくつか見ることができます。

そして美術館の前の広場からは、遠くに鹿児島湾と、その上にうかぶ桜島が見えます。

鹿児島の観光というのは、けっきょく、いろいろな角度から桜島をながめることでもあるんですよね。

ここ、長島美術館は、長島グループがつくって管理している美術館だそうです。グループの創業者である長島公佑ながしまこうすけが、長いあいだ集めてきたコレクションを展示している美術館なんです。

ちなみに長島グループはレジャー、不動産関連のグループで、創業者は鹿児島県の奄美群島で生まれたそうなので、じっさいには鹿児島県の地域のグループだといえます。

この美術館はコレクションがとても多いので、常設展もかなり見ごたえがあります。鹿児島出身の作家の作品から、シャガール、ロダン、ルノワール、セザンヌ、モディリアーニなど、海外の作家の作品もたくさん所蔵しています。南米大陸の先史時代の作品や遺物をたくさん持っているのも、めずらしいところです。そしてなによりも、ものすごい数の薩摩焼を所蔵している美術館です。

ただ、作品の数が多すぎて、展示の密度がとても高いです。常設展示室を、文字どおりぎっしりうめているんです。

ざんねんながら、展示室の中での写真撮影は禁止されていました。

:: 2階のカフェの景色もチェック

美術館の2階には、ながめがよくて静かなカフェがあります。桜島が見える大きな窓の前にすわって、飲みものを飲みながら休めるところです。

展示をぜんぶ見たあとに、ぜひよってみてほしいところです。

カフェでメロンクリームソーダを飲んで、美術館の前の庭を少し歩きまわったんですが。

ああ、ほんとうに、ものすごく暑かったです。

鹿児島の暑い太陽に焼けてしまいそうな、真夏の真昼の暑さでした。

そろそろホテルにもどらないといけません。

そのためにはタクシーを呼ばないといけません。でも、さっきお話しした理由で、じつは鹿児島で旅行者がタクシーを呼ぶのはとてもたいへんなんです。

じゃあ、どうすればいいでしょうか? 美術館の受付にお願いするんです。そうすると、とても親切にタクシーを一台呼んでくれます。美術館のロビーにすわって、置いてある図録を見ながら待てばいいんです。

地方の都市では、繁華街をはなれるとタクシーをつかまえるのがとてもむずかしいので、タクシーを呼んでほしいとお願いするのは、ぜんぜんへんなことではないそうです。だから、こういうときはむりに歩いておりようとしないで、まわりの人にタクシーを呼んでもらってもだいじょうぶです。

韓国のおじさん、zzoosでした。


zzoos

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