

富岩運河環水公園の近くには、市電の電停がありません。だから県庁前から環水公園まで公共交通で動くのは、便利なコースではありませんでした。市役所の前まで行ってバスに乗る方法はあったのですが、雨が降っているうえに、体が少し疲れていたんです。
それでタクシーに乗りました。日本でタクシーに乗るときは、GO!というアプリをよく使うんですが、これもある程度の規模がある都市でこそできることです。少し小さな町や郊外のほうに出ると、配車がなかなかうまくいかないんですよね。さいわい富山ではすぐに配車されました。
とにかくタクシーに乗って約10分で、スターバックス富山環水公園店に着きました。タクシー代は約1,500円ほど。


コーヒーショップに来たので、コーヒーを一杯注文します。韓国では見かけなかったスイートミルクコーヒーというものがあったので、注文しました。温かいものが飲みたかったのに、まちがえて冷たいものを注文してしまいました。
席について、窓の外の湖を眺めながら少し休みました。傘をさしていたとはいえ、雨の街をずっと歩きまわっていたので、体が少し疲れていたんです。
正直に言うと、室内から眺める景色はなかなか良かったのですが、世界一と呼べるほどのものではありませんでした。



スターバックスでは、社内で「ストアデザインアワード(Store Design Awards)」というものを行っているようです。アメリカ本社が、世界じゅうにある数万もの店舗を対象に開く、社内の建築・インテリアデザインのコンペのようなものだそうです。
これが毎年開かれるのか、不定期に開かれるのかは分かりません。とにかく社内イベントなので、外部に情報が公開されることはないそうです。
2008年、このアワードで富山の環水公園にあるスターバックスが最高賞を受賞し、その知らせが外部に伝わって、ここ、スターバックス富山環水公園店は世界で一番美しいスターバックスというあだ名を得たそうです。そしてその噂は、今まで続いてきています。
似たような形で知られている場所が、福岡の太宰府天満宮表参道店のようなところです。隈研吾が設計した場所で、2011年に同じ賞を受賞し、GDアワードまで受賞しました。




「世界で一番美しいスターバックス」というあだ名がどれほど信頼できるものなのか、本当に「世界一」なのか、いったい誰がそう認めたのか、などなど多くの疑問がわいてくる場所ですが、その疑問はいったん後回しにすることにします。
雨が降る環水公園の夜景をまるごと包みこんでいる、すてきな景色の店舗であることは間違いないんですから。
環水公園のまわりにコーヒーショップは、この店舗ひとつしかありません。天門橋の向こう側に、とても高そうなフレンチレストランがひとつあるのを除けば、この公園の景色を独りじめしていると言っても過言ではありません。
それで、写真をきちんと撮ってみようと、環水公園を大きく一周しました。もちろん傘をさして回りました。写真を撮るために、しかたなく雨に少し濡れもしました。


そうやって大きく公園を一周したら、おなかがすいてきました。環水公園の景色もいいですが、そろそろ夕食を食べなければいけません。
地図を見ると、富山駅までそう遠くありません。それで、富山の街の夜景も見がてら、駅まで歩いていくことにします。
雨の富山の夜景は、別の投稿でもう少しお見せしますね。
韓国のおじさん、zzoosでした。

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