



私にとって旅とは、
おいしい料理を食べることでもあり、
新しいお酒を味わうことでもあり、
地元の人に出会うことでもあり、
はじめて見る風景を感じることでもあります。
料理を食べて、お酒を飲んで、人に会って、風景を感じる。
そんな場所から次の場所へ移動するあいだ、
自然と街を歩くことになります。
だから私にとって旅とは、
街で出会った風景を写真に残すことでもあるのです。






唐津は人口がおよそ11万人ほどの小さな町です。
韓国で言えば、
論山(ノンサン)や密陽(ミリャン)くらいの規模でしょうか。
日本を旅行するとよく見かける
ドン・キホーテやダイソー、ドラッグストアのようなお店は
ここではあまり見かけません。
幸い、唐津駅には
マツモトキヨシという大きなドラッグストアがあります。
ダイソーやドン・キホーテは別の町にあるので、
あきらめた方が早いです。
何が言いたいかというと、
まちなかと言っても人がたくさんいる場所という意味ではありません。
飲食店や居酒屋が集まっているエリア、
というくらいの意味です。
街を歩いている人もそれほど多くありません。
でも不思議なことに、
いくつかの人気店は予約をしていないと入れないほど混んでいます。
つまり人口が少ないから街が静かなだけで、
有名なお店には人が集まるということです。
もちろん、
私が訪れた2月という時期が冬で
観光のオフシーズンだったから、
より静かだったのかもしれません。
地元の人たちは車で移動しますし、
観光客もあまり来ない時期なのです。





唐津で「まちなか」と呼べるエリアは、
唐津駅と大手口のあいだにあります。
呉服町、中町、本町、木綿町あたりのエリアと言えばいいでしょうか。
路地ごとに名前がついているのでとても
広い地域のように見えますが、
実際には四つの通りが集まっているだけの、
とても小さなエリアです。
大きく見ても一つのブロックほどしかありません。



私は唐津の「まちなか」が小さくて、
そして静かなところが気に入りました。
静かな中にもにぎやかさが隠れているし、
静かだからこそ
ゆっくり歩きながら街の風景を見ることができます。
そしてその静かな地方都市の雰囲気は、
にぎやかな大都市のそれとはまったく違うものだったのです。
私が感じたそんな気持ちが、
この写真を通してみなさんにも伝わったらうれしいです。
そうしたら、
みなさんも唐津を訪れてみたくなるかもしれません。
韓国のおじさん、zzoosでした。

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