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街の風景:金沢のショッピングと飲み屋街の中心となる通り

#8 片町大通り


金沢駅からバスに乗った。

金沢の周遊バスだったけど、左ルートだったか右ルートだったかは正確には覚えていない。とにかくバスは駅を出て、大通りを走りはじめた。近江町市場を過ぎ、香林坊という、なんだかかわいい名前のところも通った。

五、六つ停留所を過ぎたころだろうか。バスは片町に止まり、わたしはスーツケースを引いて降りた。

思ったより金沢はちゃんとした都市だった。ひとつ前の旅が人口10万人ほどの小さな町だったから、その落差がよけいに大きく感じさせたのかもしれない。でも実際、金沢はかなりにぎやかで、観光客も多く、街に活気があった。

スーツケースを引いたまま、交差点の横断歩道に立った。交通量のかなり多い交差点だった。大きな交差点の各角にファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンがひとつずつ見えた。そのとき思った。ああ、ここがきっと一番有名な交差点だ、と。

それが片町との最初の出会いだった。

ホテルをわざわざここに取った。わたしはお酒が好きで、旅のあいだは遅くまで飲むことが多い。ホテルが近ければ、タクシーを使わずに歩いて帰れる。お酒好きな人には、これはかなり使えるtipsだと思う。

だから宿は駅前より繁華街に取ることが多い。

片町が金沢の飲み屋街だということは、旅の前から調べてチェックしていた。

どうやって見つけるかって?グーグルマップやTabelogで居酒屋やバーを検索してみると、たいていの中規模都市では結果が特定のエリアに集まる。それが、その街の飲み屋街だという、これ以上ないくらい確かな証拠だ。

三つのコンビニが集まる片町交差点は、旅のあいだじゅう、一日に何度も通った場所だ。セブン銀行のATMを使うために、セブン-イレブンにはほぼ毎日立ち寄った。そうしているうちに、自然とあれこれお菓子なんかも買ったりして。

夜が遅くなると、この交差点でキャッチみたいなことが起きたりもする。

中年の男がひとりで道を渡っていると、若くて派手な男たちがやってきて「どこ行くんですか?」「もう一杯どうですか?」なんて聞いてくる。わたしはただ「もう飲み終わって、ラーメン食べにいくとこです」と答える。そうすると「あ、○○ラーメン行くんですね?おいしいですよね。気をつけて~」なんてクールに送り出してくれる。

片町の大通りから木倉町(木倉町)のほうへ入っていくと、にぎやかで飲み屋街らしい雰囲気になる。でも通りを渡って反対側の裏路地に入ると、雰囲気ががらりと変わる。

そして21世紀美術館の裏手と香林坊交差点をつなぐ通りがある。21世紀ロード柿木畠(21世紀ロード柿木畠)だ。こっちはもう少し洗練されたロードショップやレストランが並ぶ通りになっている。よくわからないけど、もともとの名前は柿木畠だったんじゃないかと思う。

夜中にラーメンが食べたくなって飛び出したり、バスが来なくてバス停で足踏みしたり、団体客と同じバスに乗りたくなくてわざと見ないふりをしてバスを一台見送ったり、ひがし茶屋街(ひがし茶屋街)からバスが途絶えてホテルまで歩いていたら片町が見えてきてほっとしたり、お酒に酔ったまま初めて会った日本のおじさんとあちこちのお店をはしごして、大通りに出たら — あれ、片町の前じゃないか — と安心したり。

旅のあいだじゅう、わたしの時間と思い出がたくさん積み重なった場所だ。

片町の裏路地 — 新天地(新天地)と木倉町(木倉町) — もそのうち紹介するつもりだ。正直、大通りよりもそっちのほうに、わたしの気持ちはたくさん残っている。

とにかく、片町はこの金沢の旅でたくさんのいい思い出をくれた場所だ。

韓国のおじさん、zzoosでした。


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zzoos

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