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平和ろうかな公園 — 金沢でいちばん好きになった場所

#18 いしかわ四高記念公園


旅の3日目。今日は21世紀美術館に行ってみようと思っていました。金沢観光では外せない場所だと、みんなが言うんですよね。

ターバンカレーで遅めのランチを食べて出てきたんですが。ああ、この通り。ほんとうにきれいですね。昨日兼六園を見て回ったあと、片町まで歩いたあの道です。昨日の夜もきれいだったけど、今日の昼間に見てもきれいな通りです。

そうだ、21世紀美術館は閉まる前に行けばいいんですよね。まずはこの通りをちょっと歩いてみようと思います。

お店を出て横断歩道を渡りました。ここはいしかわ四高記念公園です。

明治時代に建てられた赤レンガの建物がある公園です。

この建物は第四高等学校の校舎だったそうです。だから四高という名前がついているんですね。その後、金沢大学の建物としても使われてから公園になったそうで。最初は中央公園という名前だったのが、市民への公募の結果、いまの名前になったとのことです。

ちなみに第四高等学校とは、日本で四番目につくられた高等学校という意味です。東京、仙台、京都に続いて、金沢に四番目の高等学校が設立されたそうです。夏目漱石が学生を教えていた第五高等学校は熊本に建てられました。

ランチのあとだったからでしょうか。昨日の晩の余韻がまだ残っていたからでしょうか。いや、きっとそうじゃなくて、お天気がよかったから、この公園の雰囲気がよかったから、それだけだと思います。

公園のベンチに座って、かなり長い時間、ぼんやりと空と木を眺めていました。

今回の金沢旅行でいちばんよかった時間のひとつでした。

4月の新緑と、そっと吹いてくる風、その下でただぼんやりと座っている時間。平日だからか、そんなに多くの人が行き来しているわけでもなくて、それがまたゆったりとした気分にさせてくれました。そして、その少ない人たちをぼんやり眺めているのもよかったんですよね。

旅の中でも、もっとたくさん見ようと、もっとたくさんの場所に行こうと、もっとたくさん食べようと、せわしなく動いていたんですね。旅っていうのは、こうして日常から離れた、ゆったりとした時間を過ごすことなのに。

のんびりと歩いて、スマホを取り出して写真を撮るこの時間が、ほんとうによかったなあと思いました。

ああ、この公園の道路の向かいには金沢市役所があります。それなりの規模の建物でもありますし、黒いフレームがレンガ色の建物を包んでいる外観が独特で、遠くからでもすぐに分かる建物です。

いしかわ四高記念公園のすぐ隣には、しいのき迎賓館があります。

もともとは石川県庁として使われていた建物をリノベーションして、正面には古い建物の歴史をそのまま残し、後ろ側には現代的な建物をつなげています。金沢で感じることのできる伝統と現代の調和を、この建物でも感じることができますよ。

建物の前には有名な木が2本、つまり一対あります。昔の加賀藩の時代からここにあったという、堂形のシイノキです。しいのき迎賓館の名前もここから来ているそうです。金沢のシンボルのような木だとのことですよ。

いしかわ四高記念公園と金沢市役所、そしてしいのき迎賓館がある区域を広坂と言います。21世紀美術館がある区域も含まれますが、美術館の話は次のポストで。

とにかく、この広坂がわたしの今回の旅でいちばん好きになった区域です。夜は片町、昼は広坂。まあそんな感じですね。

金沢を旅したことがある人なら、ほとんどの人が同意すると思います。広坂を横切る百万石通りの雰囲気が、圧倒的によいんですよね。

…でも、ちょっと待ってください。説明しているうちに、金沢がとても広い街のように感じられてしまうかもしれませんが。片町のすぐ上が広坂です。広坂のすぐ上が金沢城です。

前のポストでも触れたように、「金沢観光」って、ほんとうにコンパクトに全部が市内に集まっているんです。だから全部、歩いて移動できるくらい、すぐそこにある区域なんですよね。

では次のポストでは、21世紀美術館に歩いて向かってみましょう。

韓国のおじさん、zzoosでした。


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