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街で出会った風景 – part.3

#28 唐津城まわり


唐津城を見て
そのあと石垣の道を歩きました。

この道をそのまま進むと、
旧高取邸まで行けそうです。

済州島の石垣とは、少し雰囲気がちがいます。

済州の石垣が風をふせぐためのものなら、
ここは城の下に作られた城壁の跡のように感じます。

それほど長くない石垣の道を歩いていると、
長いあいだ営業してきたような旅館もいくつか見えます。

はっきりとは分かりませんが、
唐津が商業的ににぎわっていた時代から続いているのではないでしょうか。

高取邸へ向かう途中、
ちょうど昼ごはんの時間になりました。

でも、まわりをどれだけ見ても、
Googleマップで探しても、
近くに食事ができる店はまったくありません。

少しコースを外れて、
食事をすることにしました。

それで市内の方向へ進むことにします。

すると、
東城内の住宅街を横切ることになりました。

伝統的な家もあり、
現代的な家もあり、
古い家もあれば、
きれいに手入れされた家もあります。

いろいろな住まいの形が、きれいに共存しています。

唐津城のまわりの地名を見ると、
かなり広い範囲が城内、つまり城下町の中心だったようです。

唐津城があるのが東城内、
唐津市役所があるのが西城内、
唐津神社と大手口があるのが南城内、
旧高取邸があるのが北城内です。

東西南北に分かれていますが、
すべてに城内という名前がついています。

それだけ広い範囲が、
昔の政治や軍事の中心だったということですね。

城の中には殿様が住み、
近くの城内には身分の高い武士が住んでいたそうです。

南城内のすぐ下に、
唐津の繁華街がある理由が、いまになって分かりました。

そのあたりは、
昔から商業的ににぎわっていた場所だったはずです。

目的地と目的地をつなぐことが、
旅の動線になります。

効率よくまわるために、
目的地の順番を決めたり、
移動手段を決めたりもします。

でも、あらかじめ決めていた動線から
思いがけず外れたとき、
そんな瞬間に旅のおもしろさがあらわれます。

予想していなかった景色に出会えるからです。

だから私は、
計画をあまり固く作りません。

いつでも新しい計画に変えられるように、
柔らかく計画を立てるようにしています。

そのほうが、
自分の旅がもっと豊かになると思うからです。

昼ごはんを食べて、
また旧高取邸のほうへ歩きます。

途中、小さな公園に
ちょっと不思議な形の時計台がありました。

Googleマップで見ると、
時の太鼓という名前でした。

昔、唐津城の二の門の前にあった櫓を
復元したものだそうです。

2階には時計があり、
毎時ちょうどに、
侍の人形と太鼓が出てきて時間を知らせるそうです。

公園の右側にある、
まだ残っている唐津城の堀にそって歩きます。

静かで、落ち着いた町です。
なんとなく感じる、少しお金持ちの町の空気。

そうしてまた、唐津の街の風景を
自分の目と、心に残します。

もちろん、
スマートフォンを取り出して、
写真にも残しておきます。

韓国のおじさん、zzoosでした。


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zzoos

live in seoul, love in drink, snap in breeze


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